絵を描いた経験がほとんどなくても
自分のデザイン手法を見つけられる。

高校生にとって、大学は未知の世界。気になることがたくさんあるはず! なぜ神戸芸工大を選んだの? 今、どんなことを学んでいるの? 神戸芸工大の“リアル”を去年まで受験生だった先輩に聞いてみた。
今回は、「デジタル」と「手作業」の手法を総合的に学び、ビジュアル表現を追求するビジュアルデザイン学科の先輩に注目!

プロフィール

ビジュアルデザイン学科 1年
楠林 凜也さん
大阪府立花園高等学校出身


神戸芸工大を志望したきっかけを教えてください。


ダンスが好きでプロを志した時期もありましたが、自分の可能性を広げたいと思うようになりました。
そして興味を持ったのが、広告デザインの世界。神戸芸工大は、少人数で個別に指導してもらえることや、他学科のことも学べる環境に魅力を感じました。卒展を見に行ったときも、他学科の学生が共同制作している作品を見てすごく惹かれました。ファッションの広告や家具の販促物など、他学科の作品をモチーフにした制作ができることを期待しています。


実際に入学してみて、学科を超えた交流は多くありますか?


学科を問わず大勢の学生に話しかけて他学科との交流を積極的にしています。
ダンスサークルでもいろいろな学科の友達がたくさんでき、ビジュアルデザイン学科の先輩とも知り合えました。ビジュアルデザイン学科の中だけでも様々な分野の学びがあって、僕はグラフィックデザインに興味があるけれど、授業を通してエディトリアルデザインにも興味がわいてきました。


入学してから、どんな作品を制作しましたか?


授業の課題で、20世紀の工業デザインの巨匠といわれる「レイモンド・ローウィ」についてのブックレットを制作しました。資料を読み込んで、レイモンド・ローウィのデザイン手法を調べていく過程も楽しかったです。先生と何度も話し合いながら作品をブラッシュアップしていく授業は、クライアントワークを疑似体験している感覚でした。
満足できる作品が完成し、学生投票で1位になったことで、自分のデザインに自信が持てるようになりました。


赤が印象的なレイモンド・ローウィの作品を構成して制作した作品は、学生投票で1位に


作品を制作するとき、大切にしていることはありますか?


作品を制作する前にモチーフについて徹底的に調べ、人とは違う切り口を探してコンセプトを突き詰めるのが好きです。画力の高い同級生と差別化できるオリジナリティを追求するのが楽しい。
たとえば富岡鉄斎をテーマに水墨画を描く授業でも、彼についての本を読み込み、趣味を調べて茶器や古本などを描き、富岡鉄斎を表現しました。


中高時代に絵を描いた経験が少なかったことで、入試のときに不安はなかったですか?


AO入試で提出するポートフォリオについて、オープンキャンパスで先生にアドバイスをいただきました。先生から「作品は必ずしも絵でなくて構わない。過去にも様々な自己アピールをする学生がいた」という話を聞いて、随分気が楽になったのを覚えています。入試では、ポスターなどを制作してポートフォリオにまとめ、イベントなどのプロジェクトを指揮するのが得意なことをアピールしました。


ダンスと学科の勉強の両立は上手くいっていますか?


どちらも好きなことなので、楽しく両立できてます。ダンスサークルでは芸工祭のステージに出演予定です。もうすぐ出場するダンスコンテストの振り付けも考えています。他にも、知り合いのダンスチームのイベントフライヤーをデザインしたり、バイト先の飲食店では、メニューや看板を描かせてもらったりして、大学での学びをアウトプットする機会も大切にして、デザインの上達を図っています。


仲のいいダンスチームからの依頼で、イベントのフライヤーも制作


最後に、受験生へのメッセージをお願いします。


神戸芸工大には様々な分野を志す学生が集まっているので、一緒に活動することでたくさんの刺激がもらえます。専門分野の学びについていけるか不安な人も多いと思います。自分もまさにそうでしたが、好きな気持ちを信じて飛び込んでみてください。

 


コンセプトを考えるところからデザインに取り組むという楠林さん。モチーフとなるものの資料を読み込んで、理解を深めながら自分らしい切り口を発見するのがおもしろいそうです。ダンスやバイトも楽しみながら、ビジュアルデザインを意欲的に学んでいる様子が印象的でした。

 

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